教科書|分野 19/21
19ジェルネイルの基礎知識
ジェルネイルとは
ジェルネイルは、ジェル状の樹脂を爪に塗り、UVライトやLEDライトを照射して硬化させる技術です。技術体系の中では、長さを出す場合はイクステンション、自爪の上に塗る場合はリペア(フローター)やアートに位置づけられます。
カラーポリッシュとの違いは硬化のしくみにあります。カラーポリッシュが溶剤の揮発によって乾くのに対し、ジェルは光による化学反応(重合)で硬化します。そのため、ライトを当てなければ固まりません。
特徴として、ツヤが長く持続すること、厚みやハイポイントを作りやすいこと、硬化が速く施術時間を短縮できることが挙げられます。
ジェルの種類と基本手順
ジェルは大きく次のように分けられます。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ソークオフジェル | 専用のリムーバーに浸けて(ソークオフして)オフできるジェル。爪への負担が少ない。 |
| ハードジェル | 溶剤で溶けないため、ファイルで削ってオフする。強度が高く長さ出しに向く。 |
基本の手順は次のとおりです。
プレパレーション(下準備)→ ベースジェル → カラージェル → トップジェル。それぞれの工程でライトを照射して硬化させます。
プレパレーションでは、甘皮まわりの処理を行い、ジェルの密着をよくするために爪表面を軽くサンディングします。ここでも削りすぎないことが大切です。
取り扱いの注意
ジェルは未硬化の状態では皮膚に触れないよう注意します。皮膚に付着した状態で硬化させると、アレルギーの原因になることがあります。塗布の際は皮膚に流れないよう、爪の際を少し空けて塗ります。
硬化後の表面に残る未硬化ジェルは、専用のクリーナーで拭き取ります。
用材は消防法に基づき、火気を避け、密栓して直射日光の当たらない涼しい場所に保管します。ライトの管球は使用時間により劣化するため、定期的な交換が必要です。
なお、JNAジェルネイル技能検定試験は初級・中級・上級の3段階です。ネイリスト技能検定(JNEC)とは主催団体が異なります。
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