07ボディケア

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身体の場所によって、ケアを変える

ボディケアも、顔と同じく汚れを落とす、水分や保湿剤で整える、油分や紫外線カット剤で守るという基本で考えます。ただし、角層の厚さや皮脂の分泌量は部位によって異なります。

部位の特徴原本で挙げられる例ケアの要点
皮脂腺が多い頭・顔、身体の中心部(背中・腹・胸)ニキビができやすいため、余分な皮脂や汚れをやさしく丁寧に落とす。
皮脂腺が少ない、またはない手の甲・手のひら・足の甲・腕・脚乾燥しやすいため、保湿をしっかり行う。
角層が厚いかかと、ひじ・ひざなど関節の外側余分な角質のケアと、その後の保湿。
アポクリン腺が多い耳・鼻・わきの下・乳輪・へそ・外陰部(女性)・陰のう(男性)体臭が発生しやすい部位として、清潔に保つ。
菌が繁殖しやすいわきの下・デリケートゾーン・足の裏汗や汚れをやさしく落とし、清潔に保つ。

皮脂腺・汗腺・角層は、それぞれ異なる特徴です。「においが気になる部位=すべてアポクリン腺が多い」とひとまとめにせず、区別して覚えましょう。

頭髪・顔・身体の順に洗う

  1. 頭髪
  2. 顔
  3. 身体

シャンプーやトリートメントを先にすすぎ、その後に顔や身体を洗うと、洗浄剤などが残りにくくなります。すすぎ残しが顔や身体に付着したままだと、ニキビや肌荒れの原因になることがあります。クレンジングはあらかじめ済ませる、というのが原本の基本です。

  1. 予洗いする

    身体全体をまんべんなくぬらします。原本の湯温の目安は36〜40℃です。

  2. よく泡立てる

    石けんやボディソープを適量取り、空気を含ませて泡立てます。

  3. 泡でなでるように洗う

    手先・足先から心臓側へ、円を描くようにやさしく洗います。指の間、足の裏、デリケートゾーンなども洗い残しに気をつけ、やさしく洗います。

    泡をのせた腕に反対の手を軽く添え、手先から心臓側へやさしくなで洗いする様子
    手先・足先から心臓側へ。泡で円を描きながら、なでるようにやさしく洗います。
  4. 十分にすすぐ

    予洗いと同じく36〜40℃を目安に、泡や洗浄成分を残さないよう流します。

お湯が熱すぎると、必要な油分まで奪って乾燥や肌荒れにつながります。一方、冷たすぎると洗浄成分が残ることがあるため、泡立てだけでなく湯温とすすぎも大切です。

原本では、やさしく洗う道具として手、しっかり洗う道具としてタオルやスポンジが紹介されています。いずれも泡を使い、強くこすらず洗いましょう。

角質ケアは、少しずつ

ひじ・ひざ・かかとは、摩擦などの刺激を受けやすい部分です。刺激から守る防御作用により、角質が厚くかたくなりやすくなります。かたくなると水分や油分がなじみにくくなり、ひどい場合はひび割れにつながることもあります。製品の推奨頻度を守り、敏感肌・乾燥肌では特にやりすぎに注意します。

方法原本の基本
ボディスクラブ洗った後のぬれた肌で、指の腹を使い円を描くようにやさしく。ぬらすことでスクラブのすべりをよくし、肌への負担を減らす。
やすり製品が示す肌の状態で使い、一方向に動かす。
軽石製品が示す肌の状態で使い、円を描くように動かす。

一度に多く削らず、ケア後は必ずクリームなどで保湿します。余分な角質を取り除いた後は、肌が乾燥しやすくなるためです。ぬれた肌用・乾いた肌用など、道具や製品の指定も確認しましょう。

やすりの柄を手で持ち、かかとの下側に軽く当てる様子
やすり
一方向に動かす
手に持った丸い軽石を、かかとの下側に軽く当てる様子
軽石
円を描くように動かす

クリームは数か所に分けて広げる

曲げたひじにボディクリームをやさしくなじませる手
ひじは曲げてしわを伸ばし、円を描くようにやさしく重ねづけします。クリームの使用量は製品の案内を確認しましょう。

原本では1日2回を目安に、クリーム・ミルク・オイルなどの保湿アイテムを使う方法が紹介されています。適量を乾燥が気になる場所へ数か所に置き、手のひらで、身体のしわに沿ってやさしく広げます。

ひじやひざは関節を曲げてしわを伸ばし、円を描くように重ねづけします。塗り残しを減らしながら、乾きやすい部分を丁寧に保湿しましょう。使用量や頻度は、実際に使う製品の案内も確認します。

制汗剤は、汗をかく前を基本に

エクリン腺は全身に分布。
アポクリン腺は一部に分布。

エクリン腺は全身に分布

エクリン腺は全身に分布する。図は上半身の例。
図は上半身の例です。脚や足にも分布します。

アポクリン腺が多い部位

アポクリン腺が分布する部位の例。耳、鼻、わきの下、乳輪、へそ。 耳 鼻 わきの下 乳輪 へそ
アポクリン腺は、図に示した部位のほか、女性の外陰部や男性の陰のうにも分布します。

出たばかりの汗は、どちらもほぼ無臭です。原本では、アポクリン腺からの汗をそのままにすると、においの原因になると説明しています。

制汗剤は、基本的に汗をかく前に使います。汗がにおいに変わる前に対策しましょう。

タイミング原本で挙げられる製品の例
汗をかく前ロールオン・スティック・ミストタイプなど
汗をかいた後にも使えるパウダースプレー・ふき取りタイプのシートなど

使う部位やタイミング、使用方法は製品の表示を確認します。

ボディケア 小テスト(準2級)

全12問・解説付きの小テストです。この章の内容を3択問題で確認できます。

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