09ヘアケア

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落とす・保護する・整える

ヘアケアは、頭皮と髪の汚れを落として清潔にし、傷んだ毛髪を保護し、乾かして形を整える流れで考えます。一度ダメージを受けた髪は簡単には修復できないため、毎日のケアで傷めないことが大切です。原本では、美しい髪の特徴を次の3つで説明しています。

特徴確認するポイント
しなやか1本1本に弾力がある。
なめらか手触りや指通りがよく、枝毛・裂毛がなく、まとまりがある。
つややかうるおいとツヤがあり、毛流れがそろっている。

基本のケアの流れ

  1. ブラッシング・予洗い
  2. シャンプー・すすぎ
  3. コンディショナーやトリートメント
  4. タオルドライ
  5. アウトバストリートメント
  6. ドライ・スタイリング

からまりをほどき、38〜40℃で予洗い

ブラッシングは、からまりやすい毛先から始め、次に根元から毛先までとかします。髪のからまりや付着した汚れを取り、シャンプーの泡立ちをよくし、汚れを落としやすくする準備です。洗っている間のからまりも減らします。

髪と頭皮をまんべんなくぬらします。予洗いの湯温の目安は38〜40℃。十分にぬらすことは、シャンプーの泡立ちと全体をムラなく洗うことにつながります。顔やボディの湯温の目安と区別しましょう。

爪を立てず、指の腹で頭皮を洗う

基本は、シャンプーを手に取り、少量のお湯で軽く泡立ててから使います。そのまま髪や頭皮へつけると、刺激が強すぎたり、ムラづきしたりする原因になります。泡は汚れを落とすだけでなく、髪同士の摩擦を減らす役割もあります。

頭頂部の頭皮は紫外線などの影響でダメージを受けやすいため、いきなり全量を置かず、次の順で広げます。

  1. 行き渡りにくい耳の上・後ろ
  2. 頭頂部へ少しずつ
  3. 頭皮全体
  4. 毛先へ泡をなじませる

両手の指の腹を頭皮へ当て、約2cm幅の小さな動きで、下から上へほぐすように洗います。

泡立てずに直接使うタイプもあります。基本の手順と、製品ごとの例外を分けて確認します。

耳の後ろ・襟足・生えぎわを確認

髪の泡を軽く手で落としてから、シャワーヘッドを頭皮へ近づけ、お湯を頭皮へ届かせます。指の腹を小刻みに動かし、髪も指でとかしながら、泡やぬるつきがなくなるまで十分に流します。

耳の後ろ、襟足、耳の上、生えぎわはすすぎ残しやすい部分です。髪の表面だけでなく、頭皮へお湯が届いているかを意識します。

保護するケアは、中間から毛先へ

水気を軽く切り、コンディショナーやトリートメントを頭皮を避けて中間〜毛先へなじませます。その後、ベタつきやぬるつきがなくなるまで十分にすすぎます。

トリートメントの効果を高めるため、原本ではなじませる前に軽くタオルドライし、塗布後2〜5分程度おいて洗い流す方法も紹介されています。時間や使用場所は製品の案内を優先しましょう。

ぬれた髪は、こすらず水気を取る

髪を手で軽く絞ってからタオルで包み、押さえる・軽くたたく動作で水気を吸わせます。頭からタオルをかぶり、上からやさしく押さえ、指の腹で頭皮を押すようにして根元の水気も取ります。ぬれてやわらかい髪を、強くこすり合わせることは避けましょう。

ぬれた髪の毛先をタオルではさみ、両手でやさしく押さえる女性
ぬれた髪をタオルではさみ、やさしく押さえて水気を取ります。

洗い流さないアウトバストリートメントは、髪を補修し、ドライヤーの熱ダメージから守るためのケアです。基本としてタオルドライ後に使います。手のひらと指の間へ広げ、毛先を中心に手ぐしを通すようになじませます。原本の基本では、頭頂部をふんわり仕上げるため、頭皮や根元へはつけません。

実際の使用量・塗る場所は製品の案内を確認します。

根元から乾かし、最後は冷風

ドライヤーを髪から十分に離し、片手で根元を持ち上げて乾かす女性
ドライでは髪から20cm以上離し、根元から中間・毛先へ乾かします。最後は冷風で仕上げます。図は距離をとる姿勢のイメージです。
  1. 温風で根元から

    ぬれたまま放置せず、なるべく早く乾かします。根元に指を入れて小刻みに動かし、温風を送り込みます。

  2. 中間・毛先へ

    根元から、中間、毛先の順で乾かし、全体を8割程度まで乾かします。

  3. 冷風で仕上げる

    乾かしすぎを防ぐため、最後は冷風に切り替え、髪を整えます。

使う場面原本の距離の目安
ドライ髪から20cm以上
ブロー・スタイリング髪から10cm以上

熱を同じ場所へ当て続けないようにしましょう。原本では、ぬれた髪へ約60℃の熱を加え続けると毛髪内の水分量が減り始め、乾いた髪へ80℃以上の熱を加え続けるとタンパク質が変性して、髪がもろくなると説明されています。

原本の「距離と髪の表面温度」のグラフは一例で、温度はドライヤーの機種や構造で変わります。距離をとり、加熱し続けないことが要点です。

ある程度乾かしてから形を整える

ある程度乾かした髪を、ドライヤーとブラシで形を整えるのがブローです。必要に応じてヘアアイロンやホットカーラー、スタイリング剤を使い、好みの形へ仕上げます。

まとめ髪の浮き毛が気になるときは、ヘアスプレーをコームへつけてとかしつける方法や、浮き毛用アイテムを使う方法もあります。

ヘアケア 小テスト(準2級)

全15問・解説付きの小テストです。この章の内容を3択問題で確認できます。

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