教科書|分野 7/21
07ネイルのための色彩理論
色の三属性と色の種類
色のとらえ方には、何色かを見る「色相」、色の明るさ・暗さを見る「明度」、色みの強さ・弱さを見る「彩度」の3つの要素があります。これを色の三属性といいます。
色相(しきそう)
赤系・青系・緑系など、色合いの違いを表します。
赤緑青赤紫
明度(めいど)
色の明るさ・暗さの度合いを表します。基準は無彩色の白・灰・黒で、白が一番高く、反対に黒が一番低くなります。
高明度(白)中明度低明度(黒)
彩度(さいど)
色みの強さ・弱さの度合いを表します。無彩色は色みを持たないため彩度がありません。
低彩度(くすんだ色)高彩度(鮮やかな色)
色は、この三属性のすべてを持つかどうかで2つに分けられます。
| 種類 | 色相 | 明度 | 彩度 | 例 |
|---|---|---|---|---|
| 有彩色 | ○ | ○ | ○ | 赤、青、黄など色みを持つすべての色 |
| 無彩色 | × | ○ | × | 白、灰、黒(色みを持たない) |
「色調(トーン)」は三属性には含まれません。色調は明度と彩度を組み合わせてとらえる考え方で、三属性とは別のものです。「色の三属性に含まれないものはどれか」という形で問われやすいので注意しましょう。
色相環と配色
色相の違いは、虹(スペクトル)の光の色の変化に見ることができます。その虹の色に青緑や赤紫などの色を補い、両端をつないで丸い輪にすると、すべての色相が連続して変化して見える色相環(しきそうかん)が完成します。
色相環の中で色は次のように分けられます。
| 分類 | 色 | 印象 |
|---|---|---|
| 暖色系 | 赤・橙・黄など | あたたかみを感じる色。 |
| 寒色系 | 青・青緑・青紫など | 冷たさを感じる色。 |
| 中性色系 | 緑・紫など | どちらにも属さない色。 |
色相環上のどの位置にある色を組み合わせるかで、配色は4つに分けられます。角度(何度離れているか)まで問われるので、下の表で押さえましょう。
| 配色 | 組み合わせ | 印象 |
|---|---|---|
| 同一色相配色 | 同じ色相の色だけを用いる。 | まとまり感を表現しやすく、統一感がある。 |
| 類似色相配色 | 色相環で近い(隣り合う)色同士。 | 穏やかでなじみやすく、バランスが良い。 |
| 中差色相配色 | 色相環の角度が60〜105度離れた色との配色。 | 中途半端になりやすく、まとまり感を出しにくい。 |
| 補色色相配色(反対色) | 色相環の反対側に位置する2色。 | 互いの色を引き立て合い、メリハリのある印象になる。 |

広告枠(末尾)
色彩理論と化粧品学 小テスト(2級)
この章の内容を含む小テストです。毎回ランダムに出題されます。
小テストに挑戦する