05ジェル中級の4つの技術

4つの技術の全体像

中級の第2課題(75分)では4つの技術を10本に振り分けて行います。技術ごとに使う色・ベース・仕上げ方が細かく決められており、ここが中級の中心です。まず一覧で押さえましょう。

技術本数ベース
ジェルフレンチ
カラーリング
左手5本ホワイト(マット)クリアのみ
ジェル
グラデーション
右手4本
(中指以外)
ピンク系(マット)1色のみクリアのみ
ジェルオフ右手中指
ジェル
イクステンション
右手中指クリア

色の規定は2つとも「マットのみ」でパール・メタリック入りは禁止ベースはどちらもクリアのみという点が共通です。違うのはフレンチ=ホワイト、グラデーション=ピンク系だけです。

右手中指だけが2つの技術を続けて行う指になります。事前に施してきたグラデーションをジェルオフし、そのうえでイクステンションで長さを出します。

中級 第2課題の10本の内訳。左手5本はジェルフレンチカラーリング、右手は中指以外の4本がジェルグラデーション、右手中指はジェルオフしてジェルイクステンション
中級 第2課題:10本の内訳

図のとおり、右手中指だけが特別という構造は初級と同じです。級が上がっても割り当ての考え方は変わりません。

事前準備も要注意です。右手中指には、あらかじめピンクのカラージェルでジェルグラデーションを施しておきます。これを試験でオフしてからイクステンションを行う流れです。グラデーションが施されていないと失格になります。

ジェルオフ(右手中指)

事前に塗布してきたジェルを取り除く技術です。削って落とすのが中級の課題になっています。

ソークオフジェルは本来溶剤に浸けて落とせるのが特徴でした。それなのに試験で溶剤を使えないのは、削り落とす技術そのものを見るためです。削りすぎれば自爪を傷つけるので、加減が問われます。

ネイルマシーンの扱いに注意が要ります。ジェルオフ以外にネイルマシーンを使用した場合は失格です。ファイリングや表面を整える工程には使えません。

ジェルグラデーション(右手4本)

根元から先端へ、色が濃くなっていくように施す技術です。数字と色の規定が細かく決まっています。

まぎらわしいのが「1色のみ」と「クリアジェルを混ぜるのは可」の関係です。クリアジェルを混ぜるのは色を薄めるためで、色数を増やすことではありません。ピンク系のカラージェルが2種類あれば失格です。

もう1つがキューティクル側を1/3程度あけるという規定です。根元まで塗るのではなく、爪の根元1/3はベースのクリアのままにします。そこから先端に向かってピンクが濃くなっていく形にします。

中級で問われる数字。ジェルグラデーションはキューティクル側を3分の1程度あける、ジェルイクステンションはフリーエッジ2〜3mm程度でCカーブは円の10%程度
中級で問われる数字

中級は数字の規定が多いのが特徴です。図の3つが中心になります。

技術数字意味
グラデーション1/3程度キューティクル側をあける割合。根元はベースのクリアのまま残す
イクステンション2〜3mm程度フリーエッジの仕上がりの長さ
イクステンション10%程度Cカーブ。爪の断面のカーブが円のどれくらいにあたるか

まぎらわしいのが2つの長さです。第1課題のネイルケアは5mm以下イクステンションは2〜3mm程度課題ごとに基準が違うので、「どちらの場面の数字か」を意識して覚えましょう。

ジェルイクステンション(右手中指)

クリアスカルプチュアとも呼ばれ、フォームを使ってクリアジェルで長さを出す技術です。数字が3つ出てきます。

数字を整理します。フリーエッジ2〜3mm程度、Cカーブ10%程度。これに第1課題のネイルケアのフリーエッジ5mm以下を加えた3つが、中級で問われる長さの基準です。課題ごとに基準が違うので取り違えないようにしましょう。

道具の規定も要注意です。ピンチングは指のみで、ピンチ用クリップは使用禁止(セッティングした時点で失格)。ただしCカーブ用スティックは使えます。またフォームは文具類で止めてはいけません

ジェルフレンチカラーリング(左手5本)

爪の先端をホワイトで彩る技術です。スマイルラインの描き方に規定があります。

筆のみで描くという指定が要点です。テープでマスキングしたり、ドットペン(マーブルツール)を使ったりはできません。ドットペンは使用禁止の用具に挙げられています。

また5本のバランスを見られます。1本ずつきれいに描けていても、5本でスマイルラインの位置や深さが揃っていなければ評価されません。

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ジェル検定中級の要項 小テスト(中級)

この章の内容を含む小テストです。毎回ランダムに出題されます。

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