教科書|分野 4/25
04ネイルの技術体系
ネイルの技術は4つに分かれる
ネイルの技術は、目的によって4つに分類されます。それぞれの技術がどの分類に入るかはそのまま出題されるので、「何のための技術か」という目的で整理して覚えましょう。
| 分類 | 目的 |
|---|---|
| ネイルケア | 爪の手入れ |
| イクステンション | 人工爪(爪の長さや形の造形) |
| リペア | 爪の修復・補強 |
| アート | 爪のデザイン・装飾 |
まぎらわしいのがイクステンションとリペアです。長さや形を「作る」のがイクステンション、傷んだ爪を「直す・補う」のがリペアと区別しましょう。とくにチップ&ラップはラップ材を使うためリペアと混同されがちですが、ネイルチップで長さを出すのでイクステンションです。

分類図で迷いやすい3つ
図の4分類のうち、どこに入るか迷うものを整理します。判断の基準は「何のための技術か」という目的です。
| 技術 | 分類 | なぜそこか |
|---|---|---|
| チップ&ラップ | イクステンション | ラップ材を使うためリペアと混同されるが、ネイルチップで長さを出すのが目的。 |
| フィルイン | リペア | イクステンションを修復する技術。人工爪を扱うがイクステンションではない。 |
| イクステンション アート | アート | 造形も伴うが、デザイン・装飾が目的。デザインスカルプチュアとも呼ぶ。 |
迷ったら「作る=イクステンション/直す=リペア/飾る=アート/整える=ネイルケア」に当てはめると判断できます。
ネイルケア(爪の手入れ)
爪の手入れにあたる技術です。実際の施術は、この順番で進みます。
| 技術 | 内容 |
|---|---|
| テーブルセッティング | 用具・材料の準備と消毒管理、衛生的配置、手指消毒等。 |
| カウンセリング | 爪や皮膚の状態(病気やアレルギーの有無)、ライフスタイルの確認。 |
| ファイリング | エメリーボードを用いて、爪の長さと形を整える。 |
| クリーンナップ | ルースキューティクル、ハードスキン、ささくれ、汚れ等の除去。 |
| カラーリング (ポリッシュ、ジェル) | ベースコート、カラーポリッシュ、トップコートの塗布。またはベースジェル、カラージェル、トップジェルの塗布。 |
イクステンション(人工爪)
人工爪をつくる技術です。造形(長さや形を作ること)が目的である点が共通しています。
| 技術 | 内容 |
|---|---|
| スカルプチュアネイル (アクリル、ジェル) | ネイルフォームを用いた、爪の長さや形の造形。 |
| チップ&オーバーレイ (アクリル、ジェル) | ネイルチップを用いた、爪の長さや形の造形。 |
| チップ&ラップ | ネイルチップで長さを出し、ラップ材を用いた爪の補強。 |
| バーチャル | ネイルベッドを長く見せるためにアクリルでイクステンションを施す技術。 |
スカルプチュア=フォーム、チップ&オーバーレイ=チップと、何を土台にするかで区別します。
リペア(爪の修復・補強)
傷んだ爪を修復・補強する技術です。
| 技術 | 内容 |
|---|---|
| グルーオン | グルー(接着剤)を用いた、爪の修復・補強。 |
| ラップ | ラップ材を用いた、爪の修復・補強。 |
| フィルイン | イクステンションの修復。伸びてきた根元の部分を埋める。 |
| フローター | ナチュラルネイルの表面をアクリル、ジェル、レジン等で覆う補強。 |
アート(爪のデザイン・装飾)
爪にデザイン・装飾を施す技術です。平面か立体かで区別すると覚えやすくなります。
| 技術 | 内容 |
|---|---|
| フラットアート (イラスト、エアブラシ) | イラストやエアブラシ等で、平面的なデザイン・装飾を施す技法。 |
| 3Dアート | 立体的なデザイン・装飾を施す技法。 |
| エンボスアート | 爪の上に直接、厚み(凸)のあるデザイン・装飾を施す技法。 |
| ミックスメディアアート 〈複合アート〉 | フラット、エンボス、3D等が組み合わさった複合的なデザイン・装飾を施す技法。 |
| イクステンションアート 〈デザインスカルプチュア〉 | アクリル、ジェル等でデザイン・装飾を施すと同時に、イクステンションの基本的な造形を作る技法。 |
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